会 報
2017年06月
「国際ふぐ協会」会報 Vol.7
国際ふぐ協会 会報Vol.7
国際ふぐ協会会員の皆様
皆さん、こんにちは、代表の古川です。
国際ふぐ協会の7回目の会報です。
今のところ空梅雨ですが、異常気象が当たり前な昨今ですので、洪水など気になっています。
お気を付けください。
さて、最近の活動としまして、―
① 下関で国内フグの処理技術の研究会議に参加いたしました。
マスコミが「フグ免許統一」ということでにぎわしたので、期待しておりましたが、
そのためのステップはかなり遠く感じました。
海外の保険局に対して日本のフグの安全性を訴えるのは、
可食できるフグ種類の特定と部位の取り出しということですが、
同日に開催された西日本ふく研究会の講義を聞いていて、
機械で判断することができれば説得しやすいと感じました。
② 8月23日~25日には「シーフードショー東京」にてセミナーをやることが決まりました。
日程はこれからですが、1テーマ25分くらいで5~6くらいを考えています。
・フグとアニサキス
・フグの交雑
・フグの毒や検査方法や薬
・フグの生態
・フグの養殖
・フグ新メニュー
などなど
会員の皆さんの中でご希望されるテーマやお話しされたい方は遠慮なくご連絡ください。
「行きたいでけどそれだけのためにわざわざ」とためらっている方もご相談ください。
シーフードショー事務局の協力を得て何とかなると思います。
日本最大の魚の祭典です。
http://www.exhibitiontech.com/seafood/
全国・海外のバイヤー、シェフ、マスコミの方々が3日間で3万人以上こられます。
是非このチャンスに発表してください。
見学だけされたい方にも招待状をお送りしますのでご要望ください。
③ HPをリニュアルしてます。
最近の活動を更新しています。
近日中に英文化も同時に行っていきます。
http://www.exhibitiontech.com/fugu/
④ 定款の変更
当協会の2017年度中に法人化を延期します。
引き続き会員の皆さんの無料を続けますので、
安心して友人・知人にご紹介ください。
どうぞよろしくお願い致します。
以上
2017年05月
「国際ふぐ協会」会報 vol.6
国際ふぐ協会 会報Vol6
国際ふぐ協会会員の皆様
皆さん、こんにちは、代表の古川です。
国際ふぐ協会の6回目の会報です。
30℃を超える真夏日もあり、今年の夏は暑くなりそうです。
外国人観光客は相変わらず多くて、田舎のお寺や神社も賑わっています。
中にはフグ料理を堪能して、SNS発信しているので、自国でもフグを食べたいとの声が強まるのを
期待しております。
さて、最近の活動としまして、―
アジアの国へ日本のフグ食解禁への協議です。
5月のGW明けに日本政府とアジアのある国とのフグ食解禁の協議に参加させていただきました。
この協議実現のため、たくさんの方が汗をかいて、準備にも時間と労力を費やしていたので、
大いに期待しておりました。
午前と昼食と午後の部に分かれて協議をしました。
日本側の説明の途中から沢山の質問を受け、出来るだけわかりやすく説明したつもりでしたが、
特に相手政府の食品安全の担当は色々と詳細に調べており、簡単には認めないぞ!
という意気込みを感じました。
そこで会員の皆さんにお尋ねしたいのですが、下記の質問にはどのようにお答えしたらベストでしょうか?
これは今後どの国と交渉するときにもキーワードとなると思います。
国際ふぐ協会として、ベストアンサーを準備したいと考えております。
是非とも皆さんのお知恵をお貸しください。
Q1)日本産フグは地域や季節によって毒の量が変わってくるそうですが、今まで安全だったものが危険となることはありませんか?
例えば三陸のコモンフグ、指定地域以外のナシフグが広がらないか?
またその監視を誰がしているのか?
Q2)日本のフグ処理は人の目で判断しているが、人は必ず間違えるものである。その点において納得できる意
見はあるか?
Q3)日本のフグ処理をコーデックスのような世界基準にできないのか?
今後も日本政府との協議が続いていくことになると思います。
相手国と交渉する際には、
① 日本産フグ加工品の安全性、②相手国がフグを解禁する際のルール、③現地のメリット、④リスク管理。
まだありそうですが、最低でもこの①~④パッケージで交渉が必要だと改めて認識しました。
大変勉強になりました。
さて、来月は下関でフグ免許検討の会議に参加させていただく予定です。
また、8月にはインターナショナルシーフードショー東京にてセミナーをやりたいと思っています。
会員の皆さんの中でご希望されるテーマやお話しされたい方は遠慮なくご連絡ください。
どうぞよろしくお願い致します。
以上
2017年04月
「国際ふぐ協会」会報 Vol.5
国際ふぐ協会 会報Vol5
国際ふぐ協会会員の皆様
皆さん、こんにちは、代表の古川です。
国際ふぐ協会の5回目の会報です。
4月も過ぎて新入社員も仕事に慣れてくるころですが、レストラン業界の人手不足が深刻です。仕方なく外国人を雇っているお店も当たり前となってきました。
深夜営業も減ってきて、ますます日本のおもてなしが難しくなってきています。
さて、最近の活動としまして、―
ふぐ免許の全国統一です。
4月に厚労省の助成にて、ふぐ処理者の認定の標準化のため、山口大学名誉教授の古川先生をはじめ、海洋大の長島先生、九州大の望岡先生、東京大学名誉教授の渡辺先生を連ねて、下関ふぐ連盟と一緒に研究会をつくられました。(別紙に記事掲載)
国際ふぐ協会も海外からのニーズや要望事項・問題点の整理を依頼され協力しています。
2月の「シーフードショー大阪」にてセミナーを行った際にも下関ふく連盟の松村顧問にも本件の目的などをお話しいただきましたね。
現状、ふぐ免許が自治体で不統一の弊害としては、
1. 除毒済みのふぐ加工品でも他の魚のように簡単に販売や調理や試食などができない。
2. ふぐ加工品の表示の要求が一部の自治体毎に異なっている。(京都府や神奈川県や東京都など)
3. みがきフグの加工の要件(脳みそを取り出す)が異なる。(神奈川県など)
4. 山口県や福岡県などでは調理師免許がなくてもふぐ免許があれば料理店を開業できるが、
東京都では調理師免許をもっていないとふぐの試験が受けられない。
従って、山口県や福岡県のふぐ免許者では東京都で料理店を開業してもみがき処理ができない。
などなど問題がたくさんあります。
東京オリンピックに向けて国際化が進む中で日本のフグ食文化を世界に発信していくためにも、
ふぐ免許の国家資格化は重要だと考えます。
以上
2017年03月
「国際ふぐ協会」会報 Vol.4
国際ふぐ協会会員の皆様
皆さん、こんにちは、代表の古川です。
国際ふぐ協会の4回目の会報です。
日本では春が訪れ、全国的に開花が遅れていたサクラも、各地で見頃になっていきます。
美しい風景を観に訪日客も増加してくると思います
さて、最近の活動としまして、―
先月の大阪シーフードショーでの国際ふぐ協会のセミナーの記事が「月刊低温流通」に掲載されましたのでご報告いたします。「月刊低温流通」は冷凍食品、惣菜、チルド、機械などの低温食品の月刊専門誌です。(メール添付参照)
4月は新入社員や配属変更など移動時期になります。水産庁をはじめ役所もこの時期は落ち着かないのは海外も同じようです。
もう1つドイツのジャーナリストからのインタビューにてFUGUの説明をしたものをご紹介します。スイスの日曜紙にのって、後日オーストリアの雑誌に掲載予定だそうです。(メール添付参照)
ドイツ語なのでわかりにくいですが、記事タイトル「フグは動物界の中で最強の毒をもっている。この記事は、フグの消費、すなわちロシアン・ルーレットの消費に関する著しい発展を示している)」とちょっとセンセーショナルな言葉ですが、内容は日本FUGUの安全性についても記載されています。
以上
2017年03月
「国際ふぐ協会」会報 Vol.3
国際ふぐ協会 会報Vol.3
国際ふぐ協会会員の皆様
皆さん、こんにちは、代表の古川です。
国際ふぐ協会の3回目の会報です。
昨年8月に立ち上げたばかりの本会ですが、皆様のお蔭で少しずつ会員も増えております。
http://www.exhibitiontech.com/fugu/
是非ともフグに興味のあるご友人にもお勧めしてください。
さて、最近の活動としまして、―
① フグレセプションの開催
海外の政府関係者を東京のレストランに招いて水産庁と水産物輸出拡大協議会とフグセミナー&試食会をおこないました。
特にふぐの試食では大変喜んでいただけました。
1品は現地料理とフグのコラボメニューを作りました。
「フグの蒸し魚」です。
作り方:
厚めにスライスしたフグ身にショウガとネギを大きく切って、蒸しました。
その後に熱々の油をかけて、パクチーと白髪ねぎを盛り付けて、
現地の醤油(たまり醤油)をかけて出来上がりです。
大好評でした。
② 「シーフードショー大阪」でのセミナー講演 2/23(木)13:00~15:00
下記3つのプログラムで2時間程度のセミナーを行いました。
遠くから視聴いただいた方にも心より感謝申し上げます。
プログラム(1)まさにフグ業界の歴史です。
松村元会長さんの話は興味深く、大変勉強になりました。
元下関唐戸魚市場社長、
国際ふぐ協会会員、松村久氏より
(13:00~13:45)
全国フグ免許統一の必要性、
最新の中国フグ解禁事情、
下関市場の裏話
プログラム(2)マレーシア、シンガポールのフグ情勢と現地との相性、課題などを、
最新のレストラン情報を交えながら説明いただきました。
JETRO北九州所長 新居大介氏より
(13:55~14:25)
フグ輸出の障壁と可能性、
最新シンガポール料理店事情
プログラム(3)国際ふぐ協会の説明と台湾のフグセミナーを中心に活動報告、
国別の今後の行動方針を説明しました。
国際ふぐ協会代表 古川幸弘より
(14:25~14:55)
国際ふぐ協会について
国際ふぐ協会の最新活動報告
今後の行動方針
今後の活動としまして ~
① 国際的魚の雑誌「INFO FISH」から取材を受けました。
英文のレポートを返す準備を行っています。
4月または5月の発刊に間に合わせます。
② 厚生労働省がフグ処理免許の全国統一に向けて基礎研究を始めました。
公募制となっているので、当協会もお手伝いできたら力を注ぎます。
以上
2017年01月
「国際ふぐ協会」会報 Vol.2
Vol.002
2017年1月
国際ふぐ協会代表
国際ふぐ協会会員の皆様
皆さん、こんにちは、代表の古川です。
国際ふぐ協会の2回目の会報です。
昨年8月に立ち上げたばかりの本会ですが、皆様のお蔭で少しずつ会員も増えております。
現在は水産庁や大日本水産会の支援をいただき、大学教授、フグ養殖業、漁協、フグ加工業、日本フグ料理店、マレーシア、シンガポール、香港、台湾の日本食レストランや関係者さんへと広がってきました。
この度HPを作りましたので、会員の申し込みもやり易くなりました。
是非ともご友人にお勧めしてください。
さて最近の活動としまして、―
① フグ試食会&セミナーの開催
水産庁と水産物輸出拡大協議会と打ち合わせしまして、2月に香港政府関係者を日本に招いて、フグ試食会&セミナーを開催することになりました。
香港は日本食の広がっている国なので、フグが解禁されたら扱う料理店などたくさんありそうです。ロビー活動を通じて解禁の交渉を行っていきます。
フグを食べたことのない方々にベーシックな、フグ皮ポン酢、刺身、唐揚げ、焼き白子、鍋、雑炊を出したいと思いますが、香港風の料理も1品ぐらいご提供したいと考えております。
会員の皆様よりアイデアがございましたら、是非とも教えてください。
② 「シーフードショー大阪」でのセミナー講演
2/22~2/23に開催される「シーフードショー大阪」にて、国際ふぐ協会会員の、元下関唐戸魚市場社長松村氏による、『「国内ふぐ免許統一」、「解禁された最新中国フグ事情」、「下関の裏話!?」』と題したセミナーを行います。セミナーでは、国際ふぐ協会の活動報告も行いますので、近くの方は是非ともお越しください。
今後は、8月の「シーフードショー東京」での発表も予定しています。限られた時間ですが、「会員の皆様でフグの話をしたい!」と思われている方は、協会までご一報ください。
本年もどうぞよろしくお願い致します。
以上
2016年12月
「国際ふぐ協会」会報 Vol.1
Vol.001
2016年12月
会員の皆様
こんにちは、
この度は国際ふぐ協会へご入会いただき誠にありがとうございます。
我が協会は世界に日本のフグ食を広めるためだけを目的としております。
初回の会報としまして、2016年11月に台湾高雄市で行われたフグセミナーのレポートを
添付いたします。
台湾ではフグ食が禁止になっていますが、今後も政府に働きかけて、日本産フグの解禁に向けて活動していきます。
最新のフグTOPICSは、佐賀県がフグの肝食について申請していた件で内閣府食品安全委員会は
「安全性が確認できない」としてNGとなりました。
このことでフグの海外輸出についての影響は今のところありません。
今後ともフグの世界情報をお伝えしていきますので、皆さんも会員の輪が広がりますよう、
斡旋のご協力をお願いいたします。
以上
お問い合わせContact
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