2018年04月
「国際ふぐ協会」会報 Vol.17
国際ふぐ協会会報 Vol. 17
国際ふぐ協会会員の皆様
皆さん、こんにちは、代表の古川です。
国際ふぐ協会17回目の会報です。
早くもGWに入りました。今年は大型連休なので行楽地は賑わうことでしょう。
海外からも多くの外国人が来ているので、
日本のフグを食べてもらえるよう頑張りましょう!
さて、最近の活動としては、
①今回はテレビ朝日さんからの依頼で、「くりーむしちゅーのミラクル9」のクイズ問題を依頼されました。
会員に頼んでフグの鳴き声を録画して提供しました!
国際的な活動ではありませんが、フグを取り扱ってくれるマスコミからの依頼には、
協力していきたいと思います。
②それから前回お知らせした6/22~23中国合肥市の漁業博覧会への日本産フグの出展の件です。
この度、主催者である中国漁業協会さんより正式なオファーが文書で届きました。
これにより日本政府や大日本水産会と連携して詳細を詰めています。
また、一社)全国海水魚協会とらふぐ部会さんやジェトロ上海さんも同行してくれることになり、
日本産フグの展示、日中フグの試食会やフグセミナーの協力をしていただく事になりそうです。
仲間がどんどん増えて嬉しいです!
マスコミにも中国で日本産フグの展示・試食という初の試みで注目してくれています。
近い将来、中国へのフグ輸出の扉を開けるきっかけになれば幸いです。
ところで今回なぜ中国側は輸入禁止食材を国際ふぐ協会にオファーしたのかとても疑問です。
・漁業博の宣伝に使いたいのか?
・日本に中国産メフグを販売したいのか?
・日本フグのノウハウを知りたいのか?
等々、気になることもありますが、
アントニオ猪木さんの「迷わず行けよ、行けばわかるさ!」
という名言に習って、楽しんで行くつもりです。(^^)/
以上です。
2018年03月29日
「国際ふぐ協会」会報 Vol.16
国際ふぐ協会会報 Vol. 16
国際ふぐ協会会員の皆様
皆さん、こんにちは、代表の古川です。
国際ふぐ協会16回目の会報です。
さくらも咲いてすっかり春めいてきましたが、
すっかりフグ料理の看板も目立たなくなり寂しくなりました。
さて、先月の第4回国際ふぐ協会セミナーでは、
大阪府さんの条例改正や今回から脳みそを毒部表記とした経緯の説明。
長崎大学荒川先生のフグ毒の毒化機構や肝食についての説明。
当協会の海外での活動の説明と産学官のバランスがよかった!
と初めて視聴者さんからお褒めの言葉をいただきました。
徐々にですがセミナーも上達してきているようです。
4月から大消費地の大阪府ふぐ条例の改正で需要が増えることを期待しています。
新年度といえば、新入社員が入社したりワクワク感がありますね。
当協会も今年度のチャレンジとして、
中華系の2カ国とフグの輸入解禁の活動を進めていきたいと考えております。
現在は詳細を詰めている状態ですので、来月にはご報告できることを楽しみにしています。
それから国際ふぐ協会のWEBページを大幅に更新しました。
英文対応にもなっていますので、是非ともご覧ください。
http://www.exhibitiontech.com/fugu/
今後ともどうぞよろしくお願い致します。
2018年02月
「国際ふぐ協会」会報 Vol.15
国際ふぐ協会会報 Vol. 15
国際ふぐ協会会員の皆様
皆さん、こんにちは、代表の古川です。
国際ふぐ協会15回目の会報です。
冬季オリンピックも盛り上がってますが、
寒さで可哀そうですね。
日本でもまだまだ厳しく寒さが続きますので、
体調には十分にお気を付けください。
さて、今回は第4回国際ふぐ協会セミナーの詳細をお知らせします。
日時:2018年2月22日(木) 13時から14時45分まで
会場:ATCホール(アジア太平洋トレードセンター内)
ジャパン・インターナショナル・シーフードショー大阪
会場内 B2会議室
セミナー講師と内容は下記の予定です。
1. 大阪府健康医療部食の安全推進課食品安全グループ
検査指導総括主査 伊藤香織女史
「フグ条例の改正による新しいフグの規制」
(大阪府フグ販売営業等の規制に関する条例等に基づく規制が変わります。)
2. 長崎大学大学院水産・環境科学総合研究科 教授 荒川修氏
「フグの毒化機構とフグ毒の役割」
3.国際ふぐ協会 会長 古川幸弘
「最新国際ふぐ協会の活動報告」
今回は4月から大阪府ふぐ条例変更により、
フグ免許が無いレストランでも除毒済みフグの調理や販売が可能となりますが、
一方で「フグの脳みそ」は毒部位!?という取り扱いが全国化することが予想され、
業界全体としても大変注目しています。
そこで規制される側の大阪府健康医療部さんと
昨年話題の肝食特区の知恵袋、フグ毒研究の長崎大学荒川教授にご講演いただきます。
当日はTV局、新聞社も取材されるため、混雑が予想されます。
お手数ですが下記よりセミナーの視聴予約をしていただき、
皆様のお立ち寄りを心よりお待ち申し上げます。
www.exhibitiontech.com/seafood_osaka/seminar.html
今後ともどうぞよろしくお願い致します。
2018年01月
「国際ふぐ協会」会報 Vol.14
国際ふぐ協会会報 Vol. 14
国際ふぐ協会会員の皆様
皆さん、こんにちは、代表の古川です。
国際ふぐ協会14回目の会報です。
大寒となり寒さが一層厳しくなってまいりました。
体調には十分にお気を付けください。
国内のフグ情勢は、
期待で膨れた年内販売がそこそこの増加で終わってしまい、
年明けに沢山残った養殖フグの価格がさらに下落してしまいました。
将来に暗い影を落としています。
関係者はフグの消費喚起へ真剣に取り組まないといけません。
さて、最近の活動としまして、―
1)第4回国際ふぐ協会セミナーを開催します!
2月22日木13:00〜14:30シーフードショー大阪[ATCホール]
内容は今後フグ業界に大きな影響を与える可能性がある、
①4月1日より大阪府がフグ条例の緩和をすること。
ポイントは「脳みそを毒部」と明記した。
②岡山商科大古川先生のフグ処理標準化の研究について。
ポイントは標準化の概要とその後の影響。
詳しい話をセミナーにてお聴きしたいと思っています。
これからの出演交渉となりますが、実現出来るよう頑張ります。
HPにて告知致しますので、大阪にお越し下さい。
入場予約は下記HPまたは事務局までご指示ください。
https://www.exhibitiontech.com/seafood_osaka/syotaiken.html
2)愛知県のスーパーでヨリトフグの肝を販売した件で、
海外のメディアの反応がありました。
http://www.bbc.co.uk/news/world-asia-42699600
イギリスBBCが危険毒フグ警告!と報じて、
ロシアンルーレットという副題が気になります。
そもそも海外からは何故日本人は危険なフグを食べるのか?
と不思議に思っている人がほとんどなのです。
そんな中で日本のFUGUは安心安全です。
ということのアピールしているのに今回のようなことは逆風となってしまいます。
日本各地でフグ肝食が存在しますが、
今回のように曖昧な地域も多くて問題です。
国際ふぐ協会では海外メディアにも即時に反論できる体制を整えていきます。
今後ともどうぞよろしくお願い致します。
以上です。
2017年12月
「国際ふぐ協会」会報 Vol.13
国際ふぐ協会会員の皆様
皆さん、こんにちは、代表の古川です。
国際ふぐ協会13回目の会報です。
本年最後の会報です。
1年間ありがとうございました。
今年を振り返りまして、
2月シーフドショー大阪で国際ふぐ協会のセミナー
同月アジア経済代表部を招待してフグレセプションを東京で開催し、
5月その保健局への解禁交渉
8月シーフドショー東京で国際ふぐ協会のセミナー
9月マレーシア保健局とフグの安全協議
10月台湾へのフグ協議のアプローチ。
11月シンガポール向けフグの全部位解禁に向けての状況調査
など
1年を通じてフグ食の解禁へ向けて積極的に活動してきました。
まだ力が足りずに結果が伴っておりませんが、
協力者も広げながら地道に交渉していくことが必要と考えています。
さて、最近の活動としまして、―
岡山商科大の古川先生が行われている「フグ処理者の認定方法の標準化」について、協力させていただいてます。
今年度までの期間で厚労省より下関ふく連盟松村顧問と古川先生が尽力された案件です。
当初から「フグ免許統一か?」と業界からの期待が大きすぎて、
先生も困惑されていたようです。
フグの規制については漁師生産者、市場、加工屋、スーパー、料理店などそれぞれの立場でフグの制度を変えてほしいという要望がありますので、とてもよく理解できます。
なので、折角作っていただいたチャンスを実現できるか、分かりませんが、
今はそれぞれの想いを古川先生へ届けて意見集約することがとても大事だと考えています。
私も1/10までには意見を再提出するつもりですので、
会員の皆さんもご意見などございましたら、是非ともメールでもご返信ください。
来年はさらに日本のフグ食が海外へ飛躍できるように頑張ってまいります。
今後ともどうぞよろしくお願い致します。
以上
2017年11月
「国際ふぐ協会」会報 Vol.12
国際ふぐ協会会員の皆様
皆さん、こんにちは、代表の古川です。
国際ふぐ協会12回目の会報です。
いよいよ本格的な冬のふくシーズンの到来です。
11/29は「いいフグの日」。
全国海水養魚協会が日本記念日協会に登録されています。
http://www.yoshoku.or.jp/
今シーズンはカニを始め多くの商材が高騰している中で、
フグは安価相場で注目されております。
各誌にも今年も商戦はフグが注目!と宣伝が行き届きましたので、
皆さんの販促に繋がればと願っております。
さて、最近の活動としまして、―
<中国の近況です。>
協会会員からの情報を共有します。
昨年より中国では中国国内の養殖メフグ、養殖トラフグについて限定的に解禁をしました。
中国なので正確な数量が把握できませんが、
東京ドーム60ケ分のメフグ(河豚の語源)の陸上養殖場は年間約3万トン生産し、
近代的なフグ加工場もあり、料理研究家も揃えて大々的に運用されているようです。
でも食文化がないためか、トラフグのシェアは5%未満とのことです。
そこで11/月に中国・チンタオで開かれた中国国際漁業博覧会において、
大連天正集団に下関唐戸市場が協力しました。
中国でのトラフグ消費拡大につながり、
もちろん日本からの輸出ができることを目指しているそうです。
フグ業界にとって中国はとても大きな市場ですし、
またフグは中華料理に合う食材と思いますので、
今後の動きに注目したいと思います。
会員の皆さんも情報がございましたら共有させてください。
今後ともどうぞよろしくお願い致します。
以上
2017年10月
「国際ふぐ協会」会報 Vol.11
国際ふぐ協会会員の皆様
皆さん、こんにちは、代表の古川です。
国際ふぐ協会の11回目の会報です。
10/29はトラフグの日です。
このような日に生まれて50年も経ちましたので、
何とか皆さんのお役にたてればと願っております。
今シーズンは国内向けですが、日経新聞をはじめ、
各TV局やメディアへ「今はフグがお買い得」のアプローチを行い、
たくさん宣伝してもらいました。
出来ることは全てやりましたが、後は寒くなって、景気が良くなって、
フグがたくさん消費されることを祈るばかりです。、
さて、最近の活動としまして、―
<台湾へのアプローチです。>
世界最大の親日国。
国民の90%以上が日本を好きだと考えているそうです。
嬉しいですね。
しかし、台湾では数年前よりフグの流通やフグ食を禁止する法律が制定されています。
理由はそれまでのフグ中毒事故件数の多さと死亡率の高さによるものです。
ご存じの通り、日本は中国に気を使って台湾を国家と認めておらず、
日本の機関も正式なものを置いておりません。
色々と交渉について難しい点があります。
そこで、水産庁や水産物拡大協議会と連携し、
台湾の外務省&経済産業省にあたる部署を通じて、
厚生労働省の役割の食品安全局(FDA)へ、
日本産フグの輸入を認めてもらうようアプローチを行っております。
直近では、昨年はフグセミナーを行った、
11月の高雄漁業祭にてフグ刺しの試食を申請しましたが、NGとなりました。
日台友好を全面に交渉してもらったのですが残念でした。(≧▽≦)
諦めずに台湾FDAへ日本産フグの安全性の説明を兼ねた交渉会議を申請しています。
法律から変更する必要があるため、かなりハードルが高いと報告がありました。
しかし、最近になって和牛も輸入解禁されたので、可能性はあります。
説得のポイントとしては
① いかに日本のフグ加工品は安全であるか、
② たくさんの現地の人が要望しているか
ということだと考えております。
国際ふぐ協会では台湾の会員さんもいるので、時機を見て
現地の声を台湾政府への届けたいと思っています。
会員の皆さんも情報がございましたら共有させてください。
今後ともどうぞよろしくお願い致します。
以上
2017年09月
「国際ふぐ協会」会報 Vol.10
国際ふぐ協会会員の皆様
皆さん、こんにちは、代表の古川です。
国際ふぐ協会の10回目の会報です。
いよいよ彼岸も過ぎて本格フグシーズンが到来しました。
「今期の主役はフグですよ!!」と昨年より相場も下がった数少ない魚種なので、
マスコミさんにも全力で宣伝しております。
業界紙以外にも日経新聞さんにも下関に来ていただき、取材をしてもらいました。
皆さんで日本国内のフグをもっともっと盛り上げていきましょう!!
さて、最近の活動としまして、―
<マレーシアにてフグ取扱い規制の危機回避>
マレーシアは人口3100万人、首都はクアラルンプールには日本料理店約600店あるといわれています。
ここは世界で唯一、フグの規制の無かった国です。
フグ業界の希望の国でした。
ところが7月現地NEWSにてマレーシア国北部の漁師が違法でフグを水揚げし、
「クリスタルフィッシュ」という名で販売していると報じました。
そして運悪くフグを食べて死者が出たことにより、
現地政府がフグの全面禁止を検討しているとの記事を見て背筋が凍りました。
シンガポールの白子や皮やヒレの規制もハンドキャリーで持ち込んだ現地のフグ中毒から発生したこともあり、
今回は重大な案件と判断しました。
急きょ、水産庁と連携し、マレーシア在日本大使館とJETROに協力を依頼、
9月11日にマレーシア政府保健省食品品質安全局と協議することにしました。
日本政府の食品衛生の管理方法、フグの衛生確保について、日本のフグ食の歴史、
日本産フグ加工品の安全管理、世界のフグ種や分布、
日本でのフグ水揚げ・流通・消費量、養殖フグについて、
フグ毒について、フグ料理の作業工程などなど、
約2時間30分に渡り説明と議論をやりとりしました。
その中で、
日本産フグについて衛生証明書を付けてほしい!
日本のフグ処理技術を勉強したい!
マレーシアにも品種別部位別の可食表を作りたい!
日本にマレーシアのフグを売りたい!
との意見がでました
マレーシア政府では現地の漁師さんにフグの漁を確実にやめさせるのは難しいと考えており、
日本に協力をしてほしいと感じました。
国際ふぐ協会の定款には「世界のフグを現地人たちと協力して研究する」
というものがあります。
ASEANでこのような研究機関ができれば素晴らしいことだと思います。
最後にシャムシナー局長さんから、
「この度はフグのこと、日本の安全性についてよく理解できました。感謝します。
正規に輸入された日本産フグについては規制をしません」
と発言され、一同ホッとしました。
ただ、現地で死者が出ていることもあるので、
研究したいとのことでしたので、
私は「日本に見学に来てください、歓迎します!」
と伝えました。
会員の皆様には違法にハンドキャリーで輸出をされないよう、
啓蒙してください。
ここまで安全だと説明した日本産フグで事故がおきれば信用が無くなります。
どうぞよろしくお願い致します。
以上
2017年08月
「国際ふぐ協会」会報 Vol.8
国際ふぐ協会会報 Vol. 8
国際ふぐ協会会員の皆様
皆さん、こんにちは、代表の古川です。
国際ふぐ協会の8回目の会報です。
瞬間的な豪雨が過ぎて、猛暑がやって来ました。水不足が心配されます。
魚売り場ではアニサキスの風評被害にて刺身や寿司の販売に悪影響が及んでいます。
うなぎが追い風なのでどこまで取り戻せたのでしょうか?
さて、最近の活動としまして、―
第3回国際ふぐ協会のふぐセミナー開催決定のご報告です。
日時:8月23日(水) 14時から16時45分まで
会場:東京ビッグサイト東8ホール
「ジャパン・インターナショナル・シーフードショー」会場内 セミナールームB
セミナー講師と内容は下記の予定です。
1.水産庁 漁政部 石川参事官
「水産物の輸出促進について」
2.東京海洋大学大学院教授
海洋化学系 食品生産化学系 長島裕二 農学博士
「フグの毒とフグ食の安全性」
3.(公財)目黒寄生虫館 小川和夫氏
「フグ類の寄生虫」
4.東京農業大学生物産業学部
アクアバイオ学科 水圏生産科学研究室 松原創准教授
「フグのオーガニック養殖は可能か」
5.(一社)全国海水養魚協会 トラフグ養殖部会 前田若男会長
「養殖フグの近況」
6.国際ふぐ協会代表 古川幸弘
「国際ふぐ協会」の活動
最後に全員で海外に日本のフグ食を広めるためのディスカッションをやるつもりです
時間が少なくて他にもたくさんの方にお願いする予定でしたが、
申し訳ございません。m(__)m
是非ともお立ち寄りください
終了後に懇親会も予定しておりますので、
事務局までお問い合わせください。
http://www.exhibitiontech.com/seafood/
見学だけされたい方にも招待状をお送りしますのでご要望ください。
最近のお問い合わせより
先日、料理人さんより、イギリスからフグの要請があったとご相談がありました。
EUではフグについて輸入や流通などを禁止しています。
しかし、イギリスはEUを離脱したので、このルールも変更されているはず。
イギリス政府が安定していないので、今の所はよくわかりませんが、
調査したいと考えています。
以上
2017年08月
「国際ふぐ協会」会報 Vol.9
国際ふぐ協会会員の皆様
皆さん、こんにちは、代表の古川です。
国際ふぐ協会の9回目の会報です。
梅雨が戻ったと思ったら、すぐに残暑が厳しくなりました。体調管理にお気を付けください。
また年明けから安価だったフグも稚魚の大量死で相場にも影響がでてくると思いますが、
今期は出来る限り多くの料理店やスーパーにフグを取り扱ってもらうよう頑張りましょう!
さて、最近の活動としまして、―
<8/22のフグシンポジュウムへの出席>
浅川理事と一緒に築地で行われたフグシンポジウムに出席しました
全国ふぐ連盟と全海水が共同主催で、
築地の大卸や全国のふぐ料理店、全国のフグ養殖場の代表者、
下関ふぐ連盟、下関ふぐ仲卸、各大学のフグ毒の研究者が集まっての会議です
・今期養殖フグの生産動向、
・中国フグの生産と販売予定、
・ふぐ免許統一の意見交換
・ふぐ毒も研究による意見交換
・ふぐ食のPRです。
国際ふぐ協会にも発言の機会をいただいたので、現在の日本産フグの海外規制について説明しました。
シンガポールの政府からは免許がバラバラなので、万一の際は、日本の499ケ所の保健機関(保健所など)に、連絡しないといけないのか?
と指摘されたことがありましたので、日本でフグ免許が統一されると、
諸外国に説明しやすい。と言いました。
最初は皆さん、誰?という感じでしたが、
具体的な話をさせていただきましたので、
国際ふぐ協会を宣伝するのに良い機会でした。
資料と新聞記事を添付しました。
次の日は
<インターナショナルシーフードショーにて国際ふぐ協会セミナー開催>
講師5名の先生のお話をいただきました。
講義が3時間近くあったので、少し長すぎたかな?と反省しております。
しかし、直接水産庁から水産物の輸出のお話を聞けましたし、
寄生虫の権威である小川先生からは
「フグは人体に影響を及ぼすアニサキスについて大丈夫だろう」と太鼓判をいただきましたし、
海洋大長島先生のフグ毒最新のお話や東農大松原先生のオス化や麻酔のお話もとても勉強になりました。
全海水前田会長の養殖フグの状況についてのお話しには、早くフグを拡販しないといけないと、
決意を新たにしたところです
また日本はもちろん、韓国、香港、マレーシア、シンガポール、台湾と会員が世界中に広がっており、皆さんのご協力で2年目に入った国際ふぐ協会はますます活発に活動するぞ!と意気込んでおります。
引き続きよろしくお願い申し上げます。
来月のメルマガは「マレーシア」についてお伝えする予定です。
以上