2020年09月
「国際ふぐ協会」会報Vol.47
会員の皆さん
日本人の活動が少しずつ活発になってきました。
禁止されていた東京都にもGoToトラベルキャンペーンが開始されます。
さらに人の往来が増えてきますが、賢く対処しながら行っていくことでしょう。
我々の念願でしたビジネス渡航もシンガポールを皮切りに解禁されていくようで、
いよいよ忙しくなりそうです。
<活動について>
①いよいよ今週開幕です!
手前みそで恐縮ですが、本当に「シーフードショー」はついています。
国内最後のビッグ展示会イベントがシーフードショー大阪2020で、
コロナ流行以降の初めてといってよいビッグ展示会がシーフードショー東京2020です。
関係者各位の頑張りの賜物です。
そこで開催できる感謝も込めまして9/30水~10/2金インターナショナル・シーフードショー東京では、
フグ業者・団体の7社が集結し、初の「フグパビリオン」が登場します。
国際ふぐ協会、下関次世代ミーティングの会、(株)関門海、(株)吉田水産、(株)ショウリュウ、(株)道中、(株)山賀
各社Withコロナ時代に向けたフグの新商品を提案しますので評価が楽しみです。
また、フグパビリオンではイベントブースを設けて、9/30水と10/1木の各14:00~15:00に
フグをよく知りたい人や知っている人に向けた、Professional講座を行うことにしました。
今回は東京都より特別許可をいただき、秘伝のフグミガキや刺身の実演と解説を行います。
さらに9/30水12:30~14:00には国際ふぐ協会初のオンラインミーティング&商談会をイベントブースで実施します。
ニュージーランド、香港・マカオ、台湾、シンガポールの各地域代表から現地の情勢の報告や最新のフグ加工品のLIVEプレゼンをしたいと考えています。
もし視聴したい方がおられましたら特別にZOOMのアカウントをお知らせしますので、
本メールに「視聴希望」と記入しご返信してください。
全て初めての試みなので不安もありますが、ワクワクしています。
是非お近くの方にもお声かけいただき、気を付けてお立ち寄りください。
今回のシーフードショーでは特に対コロナ安全対策を徹底しておりますので、
来場の事前予約制となっております。
ご予約はこちらからできますので、どうぞ宜しくお願い致します。
2.フグ輸出アンケート
今月に集計作業に入りました初のフグ取扱い全業者向けへの輸出アンケートですが、
最大会員数を誇る全国ふぐ連盟さんの集計をお待ちしております。
フグを取り扱う料理店が主な会員なので、インバウンドも含めたアンケートにご変更されました。
何れにしましても10月中旬頃には発表する予定です。
こちらも楽しみにしていてください。
3.謝辞
元下関唐戸魚市場社長の松村 久氏より、フグ絵画を寄贈いただきました。
「下関ふく」を全国に知らしめた松村さんらしい素晴らしい絵だと思います。
題目「セリを待つ下関ふく」
各イベントにて掲示させていただきます。
誠にありがとうございました。
今後ともどうぞよろしくお願い致します。
以上です。

2020年08月
「国際ふぐ協会」会報Vol.46
会員の皆さん
日本では相変わらずコロナウイルスの発生数に一喜一憂する状態が続いております。
そんな中でGOODNEWSが届きました。
世界に先駆けて日本とシンガポールはビジネス目的を限定して往来の再開を目指すと合意したようです。
9月中を目途に行動範囲を限定して活動できるとの見込みでとても嬉しいことです。
詳細の決定を待っています。
今期国際ふぐ協会の海外プロモーション第1弾はシンガポールが決定済みですので、
一日も早く、現地へ調整にいきたいと考えています。
<活動について>
①開催まであと1ケ月に迫りました。
9月30日~10月2日インターナショナル・シーフードショー東京は予定通り準備が進んでいます。
会場では新型コロナウイルス感染症の予防対策を徹底。
会場は昨年よりも広い4ホールを確保し、「3密」を避けたレイアウトにする他、会場内の換気を十分に行います。
今年は事前準備からブース運営までを事務局が代行する「エージェント出展サービス」、シーフードショーの公式ホームページ内で出展できる「Web出展サービス」も展開。コロナの影響で会場に来られない出展者を支援するなど、新たなチャレンジを行っています。
また前回ご報告した水産庁の新商品開発の補助制度ですが、約5社以上がシーフードショーに向けて申請いたしました。見事決定されましたら、シーフードショーで「フグストリート」が完成します。
初めての試みですが「WITHコロナ時代のフグ」のテーマで
各社のフグ新商品を是非ご覧にいれたいと意気込んでいます。
また今回は特別に会場でフグのミガキや刺身の調理実演の許可をいただきました!!
このような時期なので行政の皆さんも協力してくれているのだと感謝します。
準備は着々と進んでいますので、とても楽しみにしています。
②フグ輸出のアンケート
前回お知らせしたフグ輸出のためのアンケートですが、たくさんのご回答をいただいております。心より感謝申し上げます。メディアにも注目いただいております。
フグ料理店組合さんもご尽力いただいておりますので、
9月にかけてさらに増えていくことになります。
早めに集計したいと考えております。
③夏休みの宿題!?下記2つのコラムを書かせていただきました。
・養殖ビジネス10月号 緑書房
「養殖トラフグのポストコロナ影響と対策」
まだコロナ禍の先が見えない中、大変難しいテーマでしたが、コロナの影響前後の市況やフグ業界の憂いを生産面、販売面、文化面などから、それぞれ良い対策(チェンジ)ができないか?突っ込んだ提案をさせていただきました。
・フグの科学(仮題) 水産大学校酒井治己先生
「フグHACCPについて」
以前の西日本ふく研究会で講演した内容と少し変わっておりますが、フグHACCPの取得の経緯や利点、海外フグ輸出への課題などをまとめました。この本は沢山の教授やフグ関係者が関わって執筆されますので、私も少しでも華を添えればと、ご協力させていただきました。どちらも出来上がりが楽しみです。
④海外フグプロモーションの第2弾の決定
水産物・水産加工品輸出拡大協議会より国際ふぐ協会の令和2年度の海外フグプロモーションの第2弾として「マレーシア」が正式決定されました!!
マレーシアは世界で唯一の日本からのフグ自由貿易国です。
日本で許可されている全てのフグ加工品の輸出が可能なので色んな商品提案が可能です。まだ現地との往来ができませんが、これから場所、規模、時期、詳細を詰めていくことになります。こちらもシンガポールと同様に日本から出展者を募集して、
年明け1月ごろに現地レストランを貸し切って、日本産フグのフェアをしたいと考えています。
随時みなさんにご報告することにいたします。まずはお知らせまで。
今後ともどうぞよろしくお願い致します。
以上です。

2020年07月31日
「国際ふぐ協会」会報Vol.45
会員の皆さん
日本ではコロナウイルスの第2波で発生患者が増えてきました。
インフルエンザは夏には勢力が減少するという予想でしたが全然ダメです。
本当に手ごわい相手です。
世界中の国際ふぐ協会会員の皆さんもとても大変な状態なのですが、
2件うれしいご報告があります。
1)日本産食品輸入拡大へ!「香港日本産食品等輸入拡大協議会」が結成されました。
香港の日本産食品関係者間の連携を深めつつ輸入拡大につながる取り組みで、
香港の市場ニーズを日本側へ発信することを目的に結成されたものです。
日本貿易振興機構JETRO在香港日本総領事館、香港日本人商工会議所、自治体駐在事務所、全農インターナショナル香港、農林中央金庫香港駐在員事務所がメンバーとなり、この度、協議会座長に「国際ふぐ協会香港・マカオ代表の氷室利夫氏(ZenFoods会長)」が就任されました。
日本から香港への農林水産物・食品輸出額は2037億円で日本全体の輸出額22.3%を占め、15年連続で1位の輸出先です。
香港へ待望の日本産フグ輸出が実現できるよう、氷室会長とさらに連絡を密にしていきたいと考えています。
2)トラフグの養殖を研究する当協会会員の金沢大学の松原創教授が、
お茶などに由来する有機化合物の一種、カテキンを使い、トラフグの天敵となる寄生虫を除去する技術開発に成功し、実用化にめどをつけた!と新聞やヤフーニュースで報道されました。石川県能登沖で漁獲された天然トラフグをふ化して成長させて、地元特産品の復活につながると期待が高まっています。私も7月に松原先生の金沢大学能登海洋センターを見学いたしました。海がきれいでとても環境が良いところです。
今後もお手伝いができるようご協力したいと考えています。
<活動について>
① 9月30日~10月2日インターナショナル・シーフードショー東京の開催は予定通り準備が進んでいます。
今回は残念ながら海外からのバイヤー招聘は難しくなりましたが、シーフードショーの担当者より、日本政府、および東京都の指針に従って、万全なる感染症対策を実施し、安心安全な開催に努めます。
また新たにオンライン商談会も開催し、来場が叶わない海外バイヤーとの商談機会の創出にも取り組んでいます。
さらに、ここに来てBIGニュースが届きました。
異例ですが、本シーフードショー2020でも使用できる新商品開発の補助制度が発表されました。対象魚種がフグ類はOKです。第1次公募8/14までオンライン申請必要。
これにより試供品代、旅費、運賃、人件費、消耗品など実費が最大400万まで支援されることが決定しました。
まだ出展したこともないフグメーカーやフグ養殖場さんも是非このチャンスにご応募ください。下関次世代ミーティングの要望より8/8の9時より下関南風泊市場活魚センター2階で緊急説明会をすることにしました。お近くの方は是非ご参加下さい。
既に国際ふぐ協会も加わった数社合同でのフグチームの出展が決定しておりますので、今回はフグ業界の川下から川上まで、ふぐストリートを作って、シーフードショーを盛り上げたいと思ってます。
ご存知の通り国際ふぐ協会の事務局はシーフードショーがメインの事務局ですから会員の皆さんにはフォローしますので、是非お問合せください。
②シンガポールプロモーション
シンガポールへ日本産フグの白子、皮、ヒレ部位の輸出交渉において、
国内でフグを取り扱う業者にアンケートを出す案件がありましたが、
当初は水産庁が行う予定でしたが、当協会が請け負うことになりました。
そこで、天然フグ漁師、漁協、海面養殖場、陸上養殖場、荷受人、仲卸、
加工場、料理店など、主要なところを再度ピックアップして、
アンケート調査を実施します。
皆さんにもアンケートを添付しますので、
是非日本国内の皆さんもご回答ください。
そして、お知り合いのフグ会社にも話していただき、ご存知なければアンケートをお渡してください。フグ業界として初めての一斉調査となるので、ドキドキしていますが、皆さんからの意見を集約し、当協会のWEBページや日本政府とシンガポール政府へご報告し、日本産養殖フグのミガキや白子がシンガポールに輸出解禁となれば、
本当に素晴らしいことです。
コロナで暗い世の中を少しでも明るく変えることができます。
その日が早く実現するようこれからも頑張ります。
今後ともどうぞよろしくお願い致します。
以上です。

2020年06月
「国際ふぐ協会」会報Vol.44
「国際ふぐ協会」会報 vol.44
会員の皆さん
日本ではコロナウイルス発生患者の減少に伴い、
学校、レストラン、娯楽関連施設の営業や国内の移動も自粛解除となり経済活動が復活してきました。
もちろんコロナの感染予防をしながらの営業で気を付けています。
8月には日本政府が旅行代を最大で1泊2万円補助する「GO TOキャンペーン」が始まりますので、活気が戻るとよいですね。
国際ふぐ協会では自粛中の3ケ月間を無駄にしていたわけではございません。
計画の見直しを何度も行ってきました。
下記に詳細を記載しますが、1つお知らせがあります。
理事を務めていただきました金子産業(株)金田会長さんが退任されました。
まだ当協会の活動も未熟な当初から理事を受けていただきまして、
心から御礼申し上げます。大変お世話になりました。
引き続き金子産業(株)木村社長さんに理事を務めていただきますので、
何卒宜しくお願い致します。
<活動について>
① 9月30日~10月2日インターナショナル・シーフードショー東京の開催は予定通り準備が進んでいます。
https://seafood-show.com/japan/
最終確定はまだ出ておりせんが、スタッフ一同、気合を入れて準備をしております。
海外との渡航解除が見えてくれば、コロナウイルス発生後初の大規模シーフードショーで
日本復興を世界に向けてアピールすることになり、とても素晴らしいことだと思います。
フグ業界として初のコラボ出展も実現出来そうなので、とても楽しみにしています。
②シンガポールプロモーション
昨年のシンガポールでフグ勉強会後にSFAは養殖フグに限り「白子、皮、ヒレ」の
輸入を検討する意向を示していましたが、
日本政府は天然フグ取扱い業者へ配慮し、
全国のフグ取扱い主要業者にアンケートを配布する準備をしています。
当協会もお手伝いしましたが、日本産フグの輸出に反対する方はいないと思います。
さて、すでに実施予定の2020年度招聘型及び、渡航型のプロモーションですが、
招聘型は相手国などの関係もあり、フグに限らず実施はできないだろうとの判断です。
来年を楽しみにします。
渡航型についてはシンガポールの状況が一番の問題です。
6/15現在 感染者40,818人、死者26人
外国人の原則入国禁止、
先日、日本からシンガポールへ渡航要請をしたところ残念ながら断られたようです。
国内ではサーキットブレイカー(関係路断絶)の措置がとられ、
徹底的に住民の外出を規制しましたが、
ドミトリーと呼ばれる労働者が集中する施設での集団感染が発生して、
連日数百人レベルで感染者が増えて問題となりました。
現在は徐々に経済的活動が許されて、
レストランでは1グループ5人までという入場制限となったようです。
さていつ頃、現地で日本産フグのプロモーションが出来るか?
よく注意して状況を見守りたいと思います。
マレーシアに向けて日本産フグのプロモーションを実施しよう!!
とのアイデアが出まして、JETRO・水産物輸出協議会とも相談することにしました。
ご存知の通り、毒魚のため世界的に禁食が多いフグですが、
マレーシアは現在日本で食用と認められたフグの全部位
(筋肉、白子、皮、ヒレ)が許可されている唯一の自由貿易国です。
是非とも現地でフグ食文化を開花させ、周辺国にも日本産フグの食文化を
アピールしたい!という想いで、実際に動いていきたいと考えています。
プロモーションの内容が具体的になりましたら、
是非とも会員の皆さんにもお力添えをお願いしたいと思っています。
④その他
その他の国にもフグ輸入解禁に向けてアプローチするために、
農林水産省でフグの輸入規制に関わる調査に協力しました。
引き続き、政府の輸出拡大の目標に日本産フグが重要な魚であると認識してもらいます。
日本を代表するフグ食が世界に広がっていく日を夢みて、
国際ふぐ協会は頑張っていきます。
今後ともどうぞよろしくお願い致します。
以上です。
2020年05月
「国際ふぐ協会」会報Vol.43
会員の皆さん
日本ではコロナウイルス発生患者の減少に伴い、
緊急事態宣言の解除で経済活動が徐々に復活してきました。
ただ2次感染を恐れて、完全復活するにはまだ時間がかかりそうです。
国際ふぐ協会では新年度の計画を練り直すため、
SKYPEやZOOMによる会議を実施しています。
このコロナ禍でWEBによる会議や飲み会が増えましたが、
海外の人とも簡単に話し合いができるのは良いことです。
もっと翻訳ソフトも充実してくれば通訳も介さず世界中の人達と繋がることができますね。
<活動について>
① 残念ながら9月3日長崎大学の学術講演会に予定していた講演が中止となりました。またの機会に頑張りたいと思います。
② 9月30日~10月2日インターナショナル・シーフードショー東京の開催は予定通り準備が進んでいます。
https://seafood-show.com/japan/
会期中には国内外に向けてフグ関連の元気が出るイベントを実施したいと計画中です。
是非ともご期待ください。
③ この度、国際ふぐ協会のホームページに会報をアップしました。
アーカイブとして過去の記事も見れるようになっています。
④ SNSでもフグに関連することを発信していきます。
インスタなどのストーリーズを初めて作りました。
Twitter:https://twitter.com/ifa_fugu
Instagram:https://www.instagram.com/ifa.fugu/
Facebook:https://www.facebook.com/国際ふぐ協会-108534487527134/
こちらも随時更新しますので、チェックしてください。
⑤ 全国ふぐ連盟の亀井会長さんから5/22の衆議院外務委員会(国会中継)にて、日本共産党のこくた恵二さんがフグ免許について質問をされ、厚労省、水産庁が回答しています。
https://www.youtube.com/watch?v=ePTBs2kyTvY
(放送は2時間22分から2時間40分まで)
5月1日付けで各都道府県等が定めるふぐ処理者の認定要件について、
厚生労働省が定めるふぐ処理者の認定基準との整合性を確保する見直しを促進するため、
都道府県等が条例等で定めるべき事項をガイドラインのご案内が来ましたので、
合わせてお知らせいたします。
⑥ 最後に私事ですが6月からフグ加工場の運営を父姉弟に任せて、
国際ふぐ協会の活動に専念することにしました。
身軽になったので今まで以上にチャレンジしていきたいと考えています。
今年の国際ふぐ協会の目標であるシンガポールでのフグ可食部の全面輸入解禁、
次は台湾、中国、香港、アメリカ、EU等に向けて、コロナに負けず、
日本産フグ食を世界に広めていく覚悟です。
今後ともどうぞよろしくお願い致します。
以上です。
2020年04月29日
「国際ふぐ協会」会報 Vol.42
会員の皆さん
新型コロナウイルスが世界中で猛威をふるっています
日本全国に緊急事態宣言がだされて、自宅待機を余儀なくされて、経済が大変厳しい状況となっています。
一日も早い終息を願うばかりです。
国際ふぐ協会では新年度の計画がすべて延期となっております。
先日、水産物輸出拡大協議会より、重点分野において、
1. シンガポールでの日本水産物、水産加工品のPR・商談会と、
2. シンガポールのフグバイヤー等の招聘事業が決まったとの連絡がありました。
大変光栄なことですが、現在シンガポールでもコロナウイルス感染者が労働者に広がり増加しております。
感染者を1つの島に集めて市内に広がらないように対策していると聞いています。
当然、日本への招聘や現地での商談会どころか、渡航禁止の状態ですので、年内開催できるのか?
フグの神様に祈っております。
3月23日23時59分から,短期滞在者(長期査証を有しない者)の入国及びトランジットを禁止する。
長期査証保有者のうち,労働査証保持者(配偶者・子等を含む。)は,保健や運輸等の公共サービスに関連する業種の労働者以外は,シンガポールへの帰国を不可とする。
その他の長期査証保持者と永住者は例外とする。
さて、今後国内向けのイベントは下記の通り予定しております。
9月3日長崎大学で学術講演会にてフグ食文化の国際化について講演
9月30日~10月2日インターナショナル・シーフードショー東京を開催。
初日9月30日国際ふぐ協会は同会場でふぐサミット2020が開催できるようサポートします。
もちろんコロナ感染拡大の状況次第では延期・中止の可能性もありますので、今は自宅でおとなしくして、回復を待つ以外に策はなさそうです。
以上です。
2020年04月24日
「国際ふぐ協会」会報 Vol.41
会員の皆さん
新型コロナウイルスが世界中に広がり、
日本もイベントの中止や学校の休校が続いております。
7月の東京オリンピック開催も延期が決定し、
厳しい状況が続いております。
通常3月は卒業式、送迎会、花見などイベントの多いシーズンですが、
自粛のためレストランにも人が集まりません。
もうしばらく辛抱が必要のようです。
国際ふぐ協会も日本水産学会春季大会が開催されず、
今月講演を依頼されていた第36回マリントキシン研究会が中止となりました。
誠に残念ですが、またのチャンスにお願いしたいと思います。
そうはいっても3ケ月以上も赤字が続くと死活問題となるお店も出てきます。
日本政府は緊急対策をやっております。
新型コロナウイルス感染症で影響を受ける事業者の皆様へ。
またこちらのパンフレットには支援対策がより詳細にとりまとめてあります。
https://www.meti.go.jp/covid-19/pdf/pamphlet.pdf
ただ日本政府が無担保・無保証で資金貸付をしてくれても、
借金が増えるだけだという声も多いので、
ウイルスが収まった段階での対策を注目したいと思います。
また国内外では日本の生魚などの生鮮品に対して、
科学的な根拠に基づかない風評が生じているという事例が出ているようです。
誤解がないよう風評被害対策として皆さんへ周知するよう
日本政府から指示がきましたので添付資料をご一読ください。
食品業としては今回のウイルスが食材を介して感染するいわゆる「食中毒」
でなくて幸いでした。
今春に開催予定だった世界のメジャー水産食品の各イベントも
夏以降に延期しておりますが、
なんと6月には中国福州市で国際漁業博覧会が
予定通り開催されるとのことです!!
さらに当会事務局にも出展の協力要請をしてきました。
本当に中国人の商売魂には頭が下がります。
もし限定的でも中国で日本産フグ解禁のチャンスとなるなら
中国でも飛び込んでいきたい想いです。
昨年国際ふぐ協会はシンガポール向けに実施した招聘型、渡航型の
プロモーションについて日本政府より好評を得ました。
もし今年度も実施できれば「世界に日本のFUGU食を広める」ことが前進します。
日程はとてもタイトとなりますが、頑張りたいと考えています。
日本では桜が満開のところが多く、希望の春がやってきました。
ウイルスの終焉が待たれます。
以上です。
2020年03月
「国際ふぐ協会」会報 Vol.40
会員の皆さん
コロナウイルスの悪影響が世界中に広がっています。
日本では安倍総理からイベント中止や学校まで休校の要請がでましたので、
料理店では歓送迎会もキャンセルが出て困まっています。
早く平常に戻ることを願って止みません。
明るい話題がない中で、
2/19~2/20シーフードショー大阪が開催されました。
入場者1.3万人は昨対85%くらいですが、
今の環境では奇跡的です。
1.2/20国際ふぐ協会のセミナーも行うことができました。
1)まずは実況!!シンガポール食品庁SFAとのフグ勉強会で新潟食料農業大学長島教授より昨年のシンガポール政府とのフグ勉強会でのお話しや質問内容など詳細に説明くださいました。長島先生をシンガポールへお連れして本当に良かったと改めて思いました。
2)続きまして、厚労省フグ処理認定基準の全国統一と今後について、全国ふぐ連盟亀井会長より現状のフグ免許の問題点やフグ免許統一のいきさつ、今後の国家資格等をご講演いただきました。関西人の亀井会長の話術に聞き入ってしまいました。
3)最後に私からシンガポールへのフグプロモーションを説明しました。
次回9月30日シーフードショー東京でにフグサミットとの共催を検討しています。
2.イギリスロイター通信さんから取材の依頼がありました。
https://www.reuters.com/article/uk-olympics-2020-fugu/japans-deadly-fish-fugu-purveyors-dream-of-olympic-revival-idUSKBN20E01X
全文英語ですが、世界に向けてよいアピールになるといいですね。
以上です。
2020年01月
「国際ふぐ協会」会報 Vol.39
会員の皆さん
2020年最初の会報となります。
本年もどうぞ宜しくお願いします。
今年の国際ふぐ協会は下記事項をやっていきたいと考えています。
1. 昨年フグ勉強会を実施したシンガポール向けには
食品庁SFAから白子、皮、ヒレの輸入解禁を促しながら、
昨年の経験を活かして、もう少し大きめの商談会イベントを考えています。
まだ未定の段階ですが、日本政府より国内のふぐ関係者へアンケートの実施について協力をしています。
完全解禁が1日も早く実現するために政府間協議がスムースになるように頑張ってまいります。
2.中国向けには引き続き中国漁業協会と交流して、日本産ふぐ特区の実現に向けて交渉を行っていきます。
今年も中国での展示会で日本産ふぐのプロモーションが出来ればと考えています。
3.台湾向けには昨年台湾政府からふぐ解禁までの工程表をもらいました。
まだ初期段階ですが、確実にステップアップするようフォローしていきます。
台湾衛生局TFDAの責任者などを日本に招聘したいと考えています。
4.その他の国についても情報収集して、解禁に繋がるよう積極的に活動していきます。
引き続き皆さんのご理解とご協力をお願いいたします。
さて、最近の活動としては、
1.国際ふぐ協会では海外のプロモーションや政府交渉を円滑に行うため、地域代表制度を実施しました。
・シンガポール Ms.Linda Loke in Singapore,
・台湾 Mr.Philip Liaw in Taiwan,
・香港、マカオ Mr.Toshio Himuro in Hong Kong and Macau, and
・ニュージーランド Mr.Takehiko Yamamoto in New Zealand.
これからは地域の代表と蜜に情報交換し、日本産ふぐ食の拡大に努めて参ります。
2.TVQ放送「二代目和風総本家」1/30木21時〜
日本の発酵食品の特集で石川県のふぐの子(卵巣の糠漬け)について放送されるようです。
当協会が資料や画像などを提供し、説明しました。
昨年の大阪セミナーでもふぐの子の解毒システムを発表させてもらいましたが、色んな意味で奇跡の食べ物ですので放送が楽しみです。
3.大阪セミナー 2/20木 13:00〜15:00 B2会議室
今年も大阪ATCで開催されるシーフードショーにて国際ふぐ協会セミナーを実施します。
・実況!!シンガポール食品庁SFAとのフグ勉強会 新潟食料農業大学 長島教授
・厚労省フグ処理認定基準の全国統一と今後について 全国ふぐ連盟亀井理事長
・シンガポールへのフグプロモーション 国際ふぐ協会代表古川
間もなくホームページにて告知を行いますので、是非ともお立ち寄り下さい。
https://seafood-show.com/osaka/seminar/detail.php?id=20B202
以上です。
2019年12月
「国際ふぐ協会」会報 Vol.38
国際ふぐ協会会員の皆様
皆さん、こんにちは、代表の古川です。
国際ふぐ協会38回目の会報です。
2019年最後の会報です。
1年間どうもありがとうございました。
さて、今年を振り返りますと、
2月には
・インターナショナルシーフードショー大阪で第6回国際ふぐ協会のセミナーを行いました。
・新潟食料農業大学 教授 長島 裕二氏「北陸名産ふぐ卵巣漬けの解毒システムの秘密!?」
・㈱宗國玄品ふぐ 取締役営業企画部 池田 正之氏「爆食!?進化する関西ふぐ料理店へのインバウンド」
・国際ふぐ協会 代表 古川 幸弘「海外へフグ輸出の可能性と課題」
6月には
・中国安徽省合肥市で第三回中国国際現代漁業・漁業科学技術博覧会へ出展しました。
7月には
・国際ふぐ協会は(一般社団法人)大日本水産会と「水産物・水産加工品輸出拡大協議会」の会員団体として加入しました。
8月には In August,
・インターナショナルシーフードショー東京で第7回国際ふぐ協会セミナーを開催しました
・水産大学校宮崎 泰幸教授「ふぐの美味しさとは?」
・ニュージーランド農産物販売㈱代表取締役 山本 雄彦氏「NZのFugu」
・国際ふぐ協会 代表 古川 幸弘氏「招聘型・渡航型シンガポールFuguプロモーション」
9月には,
・シンガポールからレストランオーナーやバイヤーを日本へ招聘し、養殖場、市場、加工所、ふぐ料理店、商談会を体験していただきました。
・主催の水産物輸出拡大協議会に事業報告アップされました。
(NEW)
シンガポール招聘事業2019.9.pdf 有効期限:2020/01/22(水) 15:11
10月には
・シンガポールの高級中華レストランにて日本産フグ商談会開催しました。
・翌日にはシンガポール食品庁(SFA)と日本産フグ勉強会を実施しました。
11月には
・全国海水養魚協会の国産とらふぐインバウンドPRにて、「古来より日本で食べられてきたトラフグの安全性や魅力」を講義いたしました。
※国際ふぐ協会のホームページも刷新しましたので、詳しくは下記をご覧ください。
http://www.exhibitiontech.com/fugu/report.html (日本語)
今年も日本産フグ食の拡大へ向けて積極的に活動してまいりました。
力及ばずの部分も多々ございましたが、少しずつ確実に前進しております。
また2020年は待望の東京オリンピックイヤーです。
海外からたくさんの訪日客が来るので、フグ料理を食べてもらう絶好のチャンスです。
フグ業界にとって明るい未来が開けるよう2020年も頑張ってまいります。
引き続き皆様のご指導ご鞭撻のほど、宜しくお願い致します。